2012年9月28日金曜日

「パルチザン伝説」を読む

先日の毎日新聞(だったと思う、でなければ静岡)に昭和60-70年代の評論が載っていてこの本に言及していたのでさっそく借りだした。残念なことにこの本のことも作者の桐山襲のこともほとんど記憶に無い。同時代を生きていたはずなのに...
全く知らなかったかあるいは聞くことはあっても興味が無かったか... 「風流夢譚事件」についてもすでに"ああそんなこともあったなあ"という程度なので...実のところはわからない。なので若干Wikipediaで知識を補充してみた。49年生まれと言えば3年しか違わない、がしかしあの時代、その年代では大きな差かもしれない。経験した事件や感受性にかなりの違いがあるかもしれない...が、やはりそれにしても、と思う。

俺はあの時代一体何を見ていたんだろう...と書くと何やら自虐的になるがまあそうでもない、かなり感傷的にはなったが...済んでしまったことは仕方がない ^^;

少々胸の痛みを覚えながら読む。小説自体としても結構面白いしこの文体はかなり自分好みといって良い。
続けて「風のクロニクル」を読む。
そのあとは...

0 件のコメント: