2012年8月3日金曜日

マナーと誇り

バドミントンの8選手が"無気力相撲"で失格になったという。Youtubeで検索してみたがアップされている映像だけでは詳細は不明だ...こうなった理由はいろいろ言われているが、自分が言いたいのは「選手の誇りはどこへ行ったのか」ということだけだ。それが選手自らの意思であろうとコーチから言われたからであろうと、今その時の試合に全力をつくすのは"自然の姿勢"であり、"自分の意地"であり、人生を含めた"誇り"である、と思うがどうだろうか。
規則とか規定とかマナー以前の事柄だと思う。

とはいえ、そもそもラウンドロビンと勝ち抜き戦の組み合わせが「真剣勝負」の場にそぐわない、と思うのは自分だけだろうか。ラウンドロビンで一度あたった相手とは2度と戦わない...制度ならまだいいが、今回の組み合わせはそうではない。予選で勝った相手に決勝ラウンドで負けた場合、負けた方に(もちろん勝った方にも)釈然としない気持ちが残るのは当然だ。
負けた選手(チーム)にも多くの試合機会を...というのならラウンドロビンの1位どおし・2位どおし...などの順位トーナメントにするかコンソレーションマッチをするか、手はあったはずだ。
あるいは、予選ラウンドはあくまで「プレーオフに進む権利を獲得する場」と割り切るなら、今回のようなことも"作戦として"容認する姿勢が必要になるだろう。当然そのときは予選ラウンドの真剣さは割り引かざるをえない。

0 件のコメント: