2009年7月23日木曜日

熊本・天草・佐賀...

長のお休みをもらって生徒には申し訳なかったが、「最後の地方空港」といわれる静岡空港を拠点にする「最後の新規航空会社!(とは言われていないようだ)」FujiDreamAirlines(富士夢航空、とでも訳すんだろうか)の熊本行き初便のチケットが取れたので、2泊3日で九州に旅に出た。
発売当初にすでに×印の羅列だったWebだったが、ドリーム7という7日前チケットが取れた(高かった!28日前チケットと8,000円も違うので1泊の宿泊代が出てしまった...)。まあそれでもマニアではないけれど乗り物好きの自分としては「初めての初便チケット」ということで新婚旅行以来31年ぶり!の2人旅に勇躍と出発した、のだったが...

FDA1号機と2号機初便なので「初便出発式」というものがある(らしい)ので、それを楽しみに空港までの道のりを1時間ちょっとと見て自宅を2時間半前の6時20分に出発!150号線をひたすら西に走ったのだが、空港まで後8Kmほどのところ(ここまで50分)でなぜか前が詰まって全く進まない、20分で車1台ほどしか動かない...。当初は余裕がある、と悠然と構えていたのだが、すでに出発まで1時間ちょっとしか無くやむを得ずそこから10kmを焼津まで戻って東名に入り吉田インターから改めて空港に向かう。
途中また渋滞でイライラしながらやっと駐車場に滑り込んだのが出発の20分前...そこからターミナルまで走って!発券して!持ち物チェックをして!...と、やっと出発ロビーに行きついたのが搭乗案内の直前で正直、息を切らしながら飛行機に乗る、という離れ業!を演じてしまった。お楽しみだった「出発式」はすでに終了...あたりまえだが。
写真はロビーから撮った搭乗機(青色)とプッシュバック中のFDA1号機(赤:小松行き初便)

JA02FJ写真はFDA2号機であることを示す搭乗機の翼上のレジ。2号機はこの6月中旬に受領したばかりの真の新車(1号機は"たぶん"2月に受領してたっぷりと訓練飛行をしているはず...)で、熊本行きのほうがFDAとしては2便目なのでたぶんこちらに乗れるだろう、と期待していたとおりだったわけで、まあ納得のいくフライトといえた。

スチュワーデス(とは言わないんだね)も「全て新しくて楽しいです」なんて言っている。あたりまえといえば当たり前。晴れているので航路を聞いたところ、大津・徳山経由ということだった...後で調べなくては。右席だったので見ていたところ、ずっと瀬戸内中国南岸上空を飛行、サンフラワーのフェリーが停泊していたところからたぶん別府港上空を通って、これもたぶん阿蘇北方からいったん島原湾に出て熊本空港へ...ということだったんだろう...下に見えたのは白川か?

搭乗証明書しかしながらこれは地元紙の(しかも)1面の記事だが、この機(Embraer170)を紹介するのに、あろうことか「小型ジェット機」とは...この機は少なくとも76人乗りでれっきとした「旅客機」なんだからやはり言うなら、「小型ジェット旅客機」としてほしかった。
小型機とはやはりさびしすぎる!

この日は熊本空港でレンタカーを借りて天草までたっぷりのドライブとなった。とにかく道がすいているので40-60Kmで順調に走れる。
三角港から崎津、大江とまわってこの日の宿泊地、下田温泉に5時過ぎにスケジュールどおり無事到着。確かに遠かった!

なぜ下田温泉、かというと「とにかく夕日を見よう」というのが目的だったわけで、何とか晴れて欲しいと願っていたがやっぱり厚い雲に覆われてちょっと無理らしい...夕食も丁度日の入り時刻(7時過ぎ)にあたってしまってお酒も入ったので日の入りを見に出かけるのもおっくうになってしまった。それでも空の具合を見てみたがまあ雲が赤くなるでもなかったのでこの日はそのまま就寝。

過ぎたこととはいえ3,000円もかけて2枚の「日蝕グラス」を用意していたのに何の用も成さなかった昨日に続いて運の無いこと!

(この記事は2009/7/26に執筆)

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