2009年2月17日火曜日

「<勝負脳>の鍛え方」を読む

書評、帯の宣伝文句、からして期待した本だったが、まあいまいちというところか。
出だしはまあまあだったが、途中から不要な脱線はするし、科学的に「立証されているの?」といいたいような自説(?)も出没するし、あるいはそれらが渾然一体となった論を力説するし、で、結局何を言いたいのかよくわからん本だった。
愛国心が「DNAで規定されている」とか、肉食だと行動が活発になるが単独行動をしやすい、あるいは草食だとチームプレーに適しているが1対1だと肉食人(!)には敵わない、など「本当?」といいたくなる論旨が随所に出てくる。いわゆる「トンデモ本」に分類されても仕方が無い、かなと思う。
とはいえ、「これは!」と思う主張もまた随所にあるので、注意深く取捨選択しながら読まなければいけない。

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